Monday, March 09, 2020 10:32 AM
バイデン氏勢い維持か 10日に6州で民主予備選
【ワシントン共同】米大統領選の民主党候補者選びは10日、ミシガンやワシントンなど6州で予備選・党員集会が実施される。14州の予備選が集中した3日のスーパーチューズデーで躍進し首位に立ったバイデン前副大統領(77)が勢いを維持するか、サンダース上院議員(78)が巻き返すか注目される。
焦点は6州のうち最大の票田ミシガン。ラストベルト(さびた工業地帯)の一角で本来、民主党地盤だが、2016年の前回大統領選では共和党のトランプ大統領(73)が制した。民主党が奪還を狙う最重要州の一つで、ここで勝利した候補は「トランプ氏に対抗できる」とアピールできそうだ。
ミシガンで鍵を握るのは黒人票のほか、都市部近郊に住む中間層や労働者層。16年の同州予備選ではサンダース氏が当時のライバルだったクリントン元国務長官と競り合い勝利したが、今回はバイデン氏が優勢とみられている。
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