Wednesday, March 11, 2020 10:14 AM

五輪、1年か2年延期も選択肢 組織委員会の高橋理事

 【ニューヨーク共同】2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会で理事を務める高橋治之氏が10日付のウォールストリート・ジャーナル(電子版)でインタビューに応じ、新型コロナウイルス感染拡大の五輪への影響について「大会は中止されないと考えている」との認識を示し、私見として今夏の開催が断念される場合は1年か2年延期が現実的な選択肢との考えを語った。

 大会組織委は公式見解として「発言の詳細や内容については承知していません。大会の延期は検討していません。大会準備は計画通り進めて参ります」とコメントした。

 広告代理店、電通元専務の高橋氏は「来年のスポーツイベント予定は大半が固まっているため、延期の場合は2年後の方が最も調整しやすい」との考えも示した。