Tuesday, March 17, 2020 10:25 AM

国内、海外旅行69%減 3月、業界が支援要請

 日本旅行業協会は17日、新型コロナウイルス感染症の影響により、主要業者が3月に取り扱う国内・海外旅行の金額は前年同月比69%減の1441億円になるとの予測をまとめた。国内の航空会社でつくる定期航空協会も2〜4月の減収が約3000億円に膨らむとの見通しを明らかにした。いずれも関係者が自民党部会で説明し、経営支援を求めた。

 旅行業協会は旅行業者や代理店が加入。4月も同規模の減収が予想されるという。

 約240のホテルが加盟する日本ホテル協会によると、2月の客室稼働率は前年同月比16ポイント減の58%、3月は44ポイント減の32%に低下。部会では「悲惨な状況」と訴えた。宴会部門もキャンセルが急増、売り上げが大幅に減っている。(共同)