Friday, March 20, 2020 10:22 AM
核不拡散会議延期を提案 新型コロナで次期議長
【ニューヨーク共同】新型コロナウイルスの感染拡大で延期の調整が進む核拡散防止条約(NPT)再検討会議を巡り、議長に内定しているグスタボ・スラウビネン氏(アルゼンチン)が4月27日に手続き会合を開き会議の延期を議決するよう提案する書簡を関係国に送付したことが19日、分かった。会議は5年に1度の開催で、次回は4〜5月に予定されていた。
開催地の国連本部があるニューヨークでは感染が急拡大しており、大多数の国連職員は在宅勤務を続けている。会議を来年4月まで1年間延期することを念頭に調整が進んでおり、手続き会合で正式に議決される見通し。
共同通信が入手した13日付の書簡によると、手続き会合にはニューヨーク駐在の各国外交官のみが出席し「再検討会議を開催できるような状態になるまで」延期することや議長の正式選出などを議決する予定だ。
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