Monday, March 23, 2020 10:20 AM
リハビリ選手にはプラス 開幕延期の大リーグ
大リーグは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で今季開幕のめどが立っていない。だが、一昨年の右肘手術から5月中旬の投手復帰を目指すエンゼルスの大谷に、開幕から投打の「二刀流」でプレーする可能性が浮上するなど、リハビリ中の選手ではプラスといえることもある。
プロ野球巨人で活躍したカージナルスの先発右腕マイコラスは2月中旬に右前腕を痛め、当初開幕が予定されていた26日までの復帰は絶望的だった。地元紙セントルイス・ポスト・ディスパッチ(電子版)によると、マイコラスは「多くの選手はプレーできなくて残念と思っているが、われわれにとってはシーズン当初から貢献できるチャンス」と語った。開幕が最短でも5月中旬以降となる見通しになったことで、間に合うという。
ヤンキースは主砲ジャッジが3月上旬に右肋骨の疲労骨折と診断され、開幕絶望だった。球団公式サイトによると、少しずつ回復に向かっており「この状況での希望はそこにある。特定の日に合わせて復帰しようと焦る必要がない」と言う。大砲スタントン、先発左腕パクストンも故障していたが、ブーン監督はいずれも開幕には間に合う可能性があるとの見立てを示している。(ロサンゼルス共同=芹沢渉)
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