Monday, March 23, 2020 10:22 AM

延期期間が次の焦点 東京五輪で米紙

 【ニューヨーク共同】ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は22日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で東京五輪の延期が決まった場合、延期の期間が次の議論の焦点になると伝えた。

 公衆衛生の専門家からは、いったん終息の動きを見せてからぶり返した1918年のスペイン風邪の例を挙げ、2020年秋では尚早との意見がある。ワクチン完成の可能性が高い22年が望ましいとの声も出ている。

 1年以内の延期では、サッカーなどメジャースポーツの大会などと重なり、放映権を持つ放送局などから反対意見が出るのが確実だという。