Tuesday, March 31, 2020 10:29 AM

北朝鮮発射で安保理会合 英仏独要請、オンラインで

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は30日、北朝鮮による29日の飛翔体発射について話し合う非公開の緊急会合を、31日にビデオ回線を通じたオンラインで開くことを決めた。理事国の英国、フランス、ドイツが要請した。安保理外交筋が明らかにした。

 国連本部があるニューヨークでは新型コロナウイルスの感染が拡大しており、安保理は限られた会合のみをオンラインで実施している。国連本部では、特別な理由がない職員は16日から全員在宅勤務している。

 北朝鮮は29日、東部元山から日本海に向け弾道ミサイルとみられる飛翔体2発を発射した。飛翔体発射は21日に続き今年4回目と異例のペース。弾道ミサイル発射は安保理決議違反で、英仏独は厳しい姿勢を示す必要があると判断したもようだ。