Tuesday, April 07, 2020 10:28 AM

FIFA理事への買収告発 18、22年W杯招致で米地裁

 【ロサンゼルス共同】ニューヨークの連邦地方裁判所は6日、サッカーの2018、22年ワールドカップ(W杯)招致に絡み、投票の際に複数の国際サッカー連盟(FIFA)理事への買収があったとの告発を明らかにした。AP通信が報じた。

 起訴状によると元南米サッカー連盟会長の故ニコラス・レオス氏や元FIFA副会長のジャック・ワーナー氏、元ブラジル連盟会長のリカルド・テイシェイラ氏ら複数が賄賂を受け取っていた。

 また、18年W杯ロシア大会からの2大会分の米国内放送権に関して、入札情報を得るために南米連盟の関係者に賄賂を送ったとして、21世紀フォックス社のスポーツマーケティング部門の元重役2人を告発した。