Thursday, May 07, 2020 9:54 AM

サプライヤー、ミシガン州知事に生産再開の遅延リスクを警告

 米国自動車サプライヤー協会(Motor & Equipment Manufacturers Association ,MEMA)と自動車製造協会(Original Equipment Suppliers Association、OESA)がホイットマー(Gretchen Whitmer)ミシガン州知事に、業務再開の準備ができていると、このほど通告したと、ロイター通信は報じた。業務再開がさらに遅れると、サプライヤーの経営が危うくなると警告した。MEMAとOESAは共同書簡で、知事に、「OEM生産が始まる5営業日前」には、サプライヤーがミシガンでの事業を再開できるように要求した。

 自動車メーカーは5月18日から米国工場での操業再開を検討しており、サプライヤーは5月11日に操業を再開する必要があるとしている。ミシガン州の自動車部品サプライヤーは12万5000人を雇用している。サプライヤーは、製造から45日後でないと、支払いを受け取れないため、一部の小規模なサプライヤーは、財務危機に瀕することが懸念されている。