Thursday, May 07, 2020 10:09 AM

シーズン開催案提案へ 支持強まる本拠地実施

 【ロサンゼルス共同】新型コロナウイルス感染拡大の影響で見合わせているシーズン開幕に向け、大リーグ機構(MLB)が1週間以内に大リーグ選手会に開催案を提出する見通しになったと6日、スポーツ専門局ESPN(電子版)が報じた。

 これまで米メディアではシーズンをキャンプ地やテキサス州で開催する案、現行の東西、中地区を目安に再編し、通常の本拠地で実施するプランなどが検討されていると報じられてきた。だが、MLBから選手会へ正式な提案はなかった。MLB関係者の間では本拠地で開催する案への支持が強まっており、キャンプもホーム球場で再開すれば多くの利害が一致するという。

 試合の実施方法も労使で合意する必要があり、通常より多い30人を出場選手登録する案などが検討されている。7月に開幕した場合、レギュラーシーズンは約80〜100試合になるとみられる。