Friday, May 29, 2020 9:20 AM

4月の耐久財受注、17.2%減

 商務省が28日発表した2020年4月の耐久財受注(季節調整済み)は、前月比17.2%減の1699億6600万ドルだった。減少は2カ月連続。民間設備投資の先行指標となる非国防資本財から航空機を除いたコア受注は5.8%減だった。

 同省ウェブサイトによると、4月の受注の内訳は、輸送機器が47.3%減少。うち民間航空機・同部品は発表なし、国防関連の航空機・同部品は32.7%減、自動車・同部品は52.8%減だった。全体から輸送機器を除いた受注は7.4%減だった。

 輸送機器以外の主な業種では、一次金属が13.8%減、金属製品が12.0%減だった。一般機械は6.8%減、電算機・電子製品は0.3%減、電機・家電は7.8%減だった。

 資本財は1.8%減。資本財から国防関連を除いた受注は8.2%増加した。国防関連は30.8%減少した。

 耐久財全体の出荷額は17.7%減の1923億2600万ドル。受注残高は1.6%減の1兆1078億900万ド ル、在庫は0.2%増の4255億7400万ドルだった。