Tuesday, June 09, 2020 10:27 AM

コロナ検査で時間短縮手法 タカラバイオ、米に申請

 宝ホールディングス傘下のタカラバイオ(滋賀県草津市)は9日、新型コロナウイルス感染の有無を調べるPCR検査の時間を大幅に短縮できる新たな手法を開発したと明らかにした。約5000件の検査が2時間で可能とし、食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請した。

 世界的に主流となっている検査は現在、約4000件に24時間かかるという。新手法はタカラバイオの米子会社などが既存の検査機器や試薬を組み合わせるなどして開発した。FDAの承認後は当面、米国での展開を予定している。(共同)