Wednesday, June 17, 2020 10:24 AM
大手夏賞与コロナで6%減 リーマン以来の下落率
経団連が17日発表した大手企業の夏の賞与・一時金(ボーナス)の第1回集計によると、組合員の平均妥結額は昨年夏比6.0%減の92万5947円だった。減少率は、リーマン・ショック後の2009年(19.39%減)以来の大きさとなった。米中の貿易摩擦や、新型コロナウイルスによる企業業績の悪化が背景にある。
比較可能な1980年以降では、金融危機などの影響が残る99年に6.8%減を記録しており、今回の減少率の大きさは3番目となる。
製造業が5.14%減の90万960円、非製造業が9.88%減の107万9915円だった。業種別では、「鉄鋼」が25.01%減と大きく落ち込み、新型コロナの影響が顕著な「商業」や「私鉄」も振るわなかった。(共同)
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