Monday, October 05, 2020 10:07 AM

テスラの電動ピックアップ、生産台数は年間25万-30万台

 オートモーティブ・ニュースによると、イーロン・マスクCEOはテスラが2021年に生産を開始する初の電動ピックアップ・トラック「サイバートラック」の生産量の見通しに触れ「恐らく年間25万-30万台以上の余地があり、それ以上になるかもしれない」と語った。生産はテキサス州オースティン郊外に建設中の新工場で行う。

 マスク氏はまた、返金可能な100ドルの前金という形で「50万台を大きく超える」予約注文が入っていることも明らかにし「とにかく多いので数えるのをやめた」という。

 ただし、マスク氏が口にした生産台数をテスラがすべて販売したとしても、大手メーカーのトラック販売には及ばない。業界トップのフォードは19年に89万6000台以上の「Fシリーズ」を、2位のFCAは63万3000台以上の「ラム」を販売している。

 「サイバートラック」は、フォードの「F250スーパーデューティ」といったモデルと同じ中型ピックアップに分類される可能性が「非常に高い」といわれてきたが、マスク氏によると海外用には小さ目のバージョンを作る可能性が高い。