Tuesday, January 19, 2021 8:24 AM

アーチャー、FCAが提携〜空飛ぶタクシーの開発加速へ

 空飛ぶタクシー事業計画を進めるシリコン・バレー新興企業アーチャー(Archer)は、FCAと提携した。

 テッククランチ誌によると、アーチャーは電動垂直離着陸(electric vertical take-off and landing=eVTOL)機を使った都市部向け航空移動サービスの提供をめざしている。提携で、FCAの工学と設計、供給網、素材科学の専門性を活用し、eVTOLの開発を加速する考えだ。2021年の早い時期にeVTOLを披露し、2023年には大量生産を始める計画だ。

 FCAは、操縦席の設計を支援するほか、素材供給面など他の領域でも協力する。

 アーチャーのeVTOLは、電気モーターを動力源とし、最高時速は150マイルで、60マイルまで飛行するよう設計される。