Wednesday, September 22, 2021 9:22 AM

クアルコム、ルノーのEVに半導体部品供給

 半導体大手クアルコムは、ルノーがミュンヘン国際自動車ショーで発表した主力車種の電気自動車(EV)版「メガーヌ E-TECH エレクトリック」のデジタルダッシュボード向けに半導体部品を供給すると発表した。

 ロイター通信によると、携帯電話向け半導体の世界最大メーカーであるクアルコムは現在、車のダッシュボードとインフォテインメントシステムに使える半導体で自動車市場への事業拡大を目指している。同社は今年、GMへの契約契約も発表している。

 クアルコムによると、EV版メガーヌは、クアルコム製半導体を使って、アルファベット傘下グーグルのソフトウェア基盤の車載インフォテインメントシステムに機能を供給する。グーグルは、アンドロイドOSの携帯電話市場でクアルコムの長年のパートナーとなっている。

 「メガーヌ E-TECH エレクトリック」は2022年に発売される。