Tuesday, October 12, 2021 11:42 AM

AT&T、エリクソンと5年契約

 AT&Tとエリクソン(Ericsson)は10月11日、AT&Tが5G通信網を拡張するための通信技術および通信網機器をめぐって5年契約を結んだことを明らかにした。両社は20年以上の取り引き関係にある。

 PRニューズワイヤーによると、エリクソンは合意のもと、AAS(Advanced Antenna System)やアドヴァンストRANコーディネイション(Advanced RAN Coordination)、キャリヤー・アグリゲイション(Carrier Aggregation)、フロントホール・ゲイトウェイ(Fronthaul Gateway)を含むRAN(radio access network)技術をAT&Tに提供する。

 米国における5G通信網の実装にはCバンド(周波数帯域)が重要で、また、これからの5G基幹通信網構造は、クラウドRANを土台に進化する中央化RAN(Centralized RAN)を含む今後の技術進化をささえる基盤となる。

 AT&Tはエリクソンとの5年契約によって、2022年末までに7000万〜7500万人をCバンドによって5Gに接続できるようにし、2023年末までにその数を2億人に増やす考えだ。

https://www.prnewswire.com/news-releases/att-selects-ericsson-for-expansion-of-5g-network-and-c-band-spectrum-build-301397029.html