Tuesday, November 30, 2021 9:14 AM

カヌー、EV生産時期早める〜22年4Qまでに開始へ

 電気自動車(EV)メーカーのカヌー(Canoo、カリフォルニア州)は、車両の生産計画を予定より早め、2022年10〜12月期までに開始する。また、電動バン工場を建設する予定のオクラホマ州以外にも事業拠点を広げる。

 ロイター通信によると、カヌーは6月、オクラホマ州プライヤーに工場を建設し、23年から同社が「ライフスタイル車両」と呼ぶ丸味を帯びた角型の電動バンを生産する計画を発表した。新しい計画では、アーカンソーやオクラホマ州内の別の場所にも研究・開発(R&D)、ソフトウェア開発、顧客サポート、および金融センター用の施設を置く予定で、トニー・アキーラCEOは声明で「各地に拠点を配置し、約1億ドルの車両注文を目標にしている」と述べた。また、今四半期の設備投資は6000万〜8000万ドル、運用コストは9500万〜1億1500万ドルとの見込みを示した。

 カヌーは、ステアリング、ブレーキ、ホイールなどのシャーシコンポーネントに電池と電気モーターを組み込んだスケートボード型の低層プラットフォームを開発しており、その上にさまざまなタイプの車体を載せることができる。

https://www.reuters.com/business/autos-transportation/canoo-advances-manufacturing-dates-electric-vehicles-2021-11-15/