Friday, December 03, 2021 4:48 PM

ジオタブとGM、商用車の車載システム介し安全運転指導

 コネクテッド輸送ソリューションの開発企業ジオタブ(Geotab、カナダ)は、GMの大口顧客サービス部門、GMフリートとオンスター・ビジネスソリューションズと協力し、フリート車両向けにジオタブ・インテグレーテッド・ソリューションを介したコーチング(運転指導)サービスを提供する。

 ジオタブによると、警告音や照明点灯といった従来の警告機能とは異なり、新サービスではドライバーの目を常に路上に集中させ、良い運転習慣を促進し、車の安全を守るため、リアルタイムの音声アラートが発せられる。

 米国GMフリートのエド・ペパー副社長は「ジオタブのコーチングサービスを車両に統合することで、ドライバーやほかの人々の安全を守り、衝突事故を軽減するため、音声によるリアルタイムの指導を提供する」と話した。

 GM向けのジオタブ・インテグレーテッド・ソリューションには、「ドライバー・フィードバック(車載コーチング)」機能が含まれる。運転中、リアルタイムでドライバーに指示を出し、運転に関する意識を向上させ、安全な運転習慣の育成を促す。

 GMのテレマティクス・システム「オンスター」が搭載されているシボレー、ビュイック、GMC、キャデラックの2015年以降のモデルは、この機能にアクセスできるようになる。米国では追加のハードウェアは不要。