Thursday, January 27, 2022 9:22 AM

VWとボッシュ、自動運転ソフトウェア開発で提携

 独フォルクスワーゲン(VW)の自動車用ソフトウェア子会社カリアド(Cariad)と独自動車部品大手ボッシュは、VW車両向け自動運転ソフトウェアの開発で提携する。

 ロイター通信によると、両社はVW車両から得られるデータを使用して、都市部・地方・高速道路でハンズフリー(手放し)運転を可能にするいわゆるレベル2の運転支援ソフトウェアと、高速道路で運転機能を全て引き受けるレベル3の自動運転システムを開発する予定で、2023年からレベル2ソフトを車両に搭載したい考え。

 ボッシュとカリアドは先週、電気自動車(EV)用の電池製造工場に機械を設置する合弁会社を設立する計画も発表している。

 EV大手テスラとの競争が激化し、アルファベットのようなテクノロジー企業の自動車市場参入が相次ぐ中、VWとボッシュはそれぞれソフトウェア事業を一元化して競争力を強化している。カリアドは20年の設立当時、VW車のソフトウェアの10%を供給していたが、25年までに60%の供給を目指している。

 しかし、多くの自動車メーカーはすでに電動化やEV電池の開発に多額を投じており、人材獲得競争は激しくなる一方だ。ソフトウェア機能を一から開発するには多額の先行投資が必要になるため、提携する例が増えている。

 VWは、レベル4の自動運転車(AV)開発に取り組む新興企業アルゴAI(ペンシルベニア州)に26億ドルを投資している。ボッシュは17年、ダイムラーとロボタクシー(自動運転タクシー)用AVを共同開発する計画を発表したが、21年には中止した。

 一方、ダイムラーは21年12月、メーカーでは初めてドイツ規制当局からハンズフリー運転システムの承認を取得したが、VWとボッシュはまだ取得していない。

https://www.reuters.com/technology/volkswagen-bosch-collaborate-automated-driving-software-2022-01-25/