Friday, February 18, 2022 7:50 AM

フォードとボルボ、レッドウッドとEV電池再生を推進

 フォードと吉利汽車(ジーリー)傘下ボルボ・カーズは17日、電池リサイクルの新興企業レッドウッド・マテリアルズ(Redwood Materials、ネバダ州)の事業に参加すると発表した。カリフォルニア州を皮切りに、EVやHVの使用済み電池を回収し、再利用できる材料を取り出す工程を開発する。

 ロイター通信によると、レッドウッドとフォードは21年秋、EV用電池の原材料調達から使用済み品の再利用まで、循環型(クローズドループ)の電池材料サプライチェーンを構築するため提携すると発表している。

 レッドウッドは、カリフォルニア州で自動車ディーラーや解体業者と連携し、廃車から使用済み電池パックを回収すると表明した。電池はネバダ州北部にあるレッドウッドの施設で処理され、再生材料に作り替えられる。

 フォードとGMは、高まるEV需要に対応するため、使用済み電池のリサイクルは国内に電池のサプライチェーンを整備する上で極めて重要と考えている。

 GMは21年、韓国LGエナジー・ソリューションとのEV電池合弁アルティアム・セルズが、カナダのリサイクル会社ライサイクル(Li-Cycle)と工場から出る端材の再利用で提携している。アルティアムはオハイオ、テネシー、ミシガン各州で電池工場を建設中。

 レッドウッドは、パナソニック、アマゾンのほか、テネシー州で電池を製造するエンビジョンAESCとも同様の提携をしている。フォードとアマゾンはレッドウッドに出資している。