Wednesday, July 13, 2022 8:20 AM

ステランティス、米エンジン工場再整備に2470万ドル

 ステランティスは、ミシガン州の複合工場トレントン・エンジン・コンプレックスに2470万ドルを投資し、再整備を行う。

 ロイター通信によると、同工場の南部分の設備を入れ替え、3.6リッターのV6エンジン「ペンタスター(Pentastar)」を2種類生産できる柔軟なエンジンラインに変更する。北部分は2022年末までに閉鎖され、3.6リッターエンジンの生産はすべて南工場に集約する。

 11年発売のペンタスターV6は、クライスラー、ジープ、ダッジ、ラムの各ブランド車の定番エンジンとなり、ラインアップは7種類から1種類に合理化された。16年に燃費と性能が向上した改良版が出たが、旧バージョンも23年まで生産を続ける。

 南工場での改良版ペンタスターの生産は、23年1〜3月期末までに始まる。