Wednesday, January 25, 2023 5:49 AM

カリフォルニア州の22年ZEV販売、全米の40%占める

 カリフォルニア州エネルギー委員会(CEC)はこのほど、2022年のハイブリッド車(HV)を含むゼロエミッション車(ZEV)販売台数が約34万6000台に達し、州内で販売されたすべての車両の約19%を占めたと発表した。全米のZEV販売に占める加州の割合は40%に上った。ロイター通信が伝えた。

 バイデン大統領は、30年までに新車販売の50%を電気自動車(EV)またはプラグイン・ハイブリッド車(PHV)にする目標を掲げている。カリフォルニアのニューサム知事は20年9月、ガソリンエンジン車の新車販売を35年までに全面禁止すると表明。22年には、州内で販売される全ての新車を35年までにPHVか完全EVにする方針を発表した。21年は州内で販売された車両の約12%がZEVだった。

 CECによると、22年の州ZEV販売のうち、航続距離が200マイル以上のEVは約28万6000台だった。車種別では、首位はテスラの量産型EV「モデル3」(約9万5000台)、2位はテスラの電動コンパクトSUV「モデルY」(約9万4000台)だった。PHVの販売台数は約5万1000台で、州内に新しく設置されたEV用充電器は約8万台だった。