Tuesday, June 20, 2023 6:56 AM

運輸当局、現代自EVの調査開始〜約4万台、走行時に失速の報告

 運輸省道路交通安全局(NHTSA)は、韓国・現代(ヒョンデ)自動車の電気自動車(EV)「アイオニック5」について、電池の充電の問題と絡んで走行中に加速力が落ちるという報告を受け、予備調査として約4万台を調べている。

 ロイター通信によると、予備調査の対象は2022年型車両。消費者からNHTSAに、加速力が失われたとの苦情が30件あった。多くの消費者が、大きな破裂音に続いてダッシュボードに警告が表示され、すぐに加速力の低下が起きたと報告している。中には加速力が完全になくなったという報告もある。

 NHTSAによると、現代からは、駆動用の主電池と12ボルト(V)の低電圧電池の両方に電力を供給する統合充電制御ユニット(ICCU)に関連する不具合だとの説明があった。予備調査によって、ユニット内の電流が多すぎるとトランジスタが損傷し、12V電池を再充電できなくなる可能性があることが判明したという。

 現代は19日、サービスキャンペーンを7月に開始し、問題がある車両のソフトウェアを更新するとともに必要に応じてICCUを交換すると発表した。

 NHTSAは複数のオーナーから聞き取りを行い、加速力喪失の度合いや警告表示から加速力喪失までの時間が異なることを確認したが、この問題に関連する事故や負傷者は報告されていない。