Friday, June 30, 2023 11:58 AM

セールスフォース、セールスGPTとサービスGPTを市場投入

 セールスフォース(Salesforce)は6月29日、セールス・クラウドとサービス・クラウド向けの新しい生成人工知能ツール群を発表した。

 ベンチャービート誌によると、セールスGPTとサービスGPTと呼ばれるそれらの新ツールは、利用会社らの営業班とサービス班の仕事の流れと顧客関与の業務を簡便化する。

 セールスフォースによると、営業班やサービス班はそれらのツールによって、成約を加速させ、顧客のニーズを予想し、生産性の向上を図れるようになる。

 生成人工知能によるするそれらの新機能は、セールスフォースのアインシュタインGPTを基盤とする。アインシュタインGPTは、それらの新しいGPTサービスをバックエンドから駆動し、独自のリアルタイム・データを使って公開生態系内で動作する。

 同社はまた、販促やイーコマース、スラック、タブロー、フロー、エイペックスといった傘下の新興企業らのさまざまの法人向け製品に生成人工知能を統合し、利用会社らの仕事の流れに組み込む計画も進める方針だ。

 セールスフォースでは、営業とサービスの班が生成人工知能ツールによって大きな恩恵を受けると強調する。同社が4000人以上の常勤者を対象に実施した最近の調査では、約73%が生成人工知能に関する新たなセキュリティー・リスクについて懸念するという見方を示したと同時に、61%は生成人工知能技術をすでに使っているか近く使い始めると回答した。

 セールスGPTは、顧客体験と顧客関係管理ソフトウェア・ベンダーらのプラットフォームが、個人化された電子メールを自動的に生成するのを支援する。やり取り内容が自動的に書き起こされて要約されるため、営業担当者らはメモをとる必要がなく、潜在的成約機会の追跡とあと押しを迅速化できる。

 セールスGPTはまた、アカウント調査や会議の準備、契約条項の作成を含む営業業務全体を網羅する。人工知能が生成する要約や行動提案をセールスフォースCRMプラットフォームと統合することで、自動更新も確実に実行する。

 かたやサービスGPTは、リアルタイムの顧客データにもとづいて自動生成される人工知能主導の個人化対応によって、外回りの顧客担当班を支援する。担当者らはそれによって、顧客の問題を迅速に解決できるようになり、顧客満足度の向上に大きく寄与し、顧客維持率を上げるのにつながる。

https://venturebeat.com/ai/salesforce-launches-sales-gpt-service-gpt-to-ease-customer-interactio