Friday, October 27, 2023 11:39 AM

アマゾン、商品広告画像を生成する人工知能機能を提供開始

 アマゾン(Amazon)のアンディー・ジャシーCEOは10月25日、広告用画像を自動生成する生成人工知能機能を販売業者向けに提供開始した、とエックス(旧ツイッター)に投稿した。アマゾンのオンライン小売プラットフォームで販売するベンダーらは、同機能を使うことで自社商品の写真や背景画像を簡単に生成してアップロードできる。

 ベンチャービート誌によると、「広告主や小売業者らは、たとえば自社製品の独立画像を白い背景に置いた商品画像を多用する」「しかし、画像内の場面を工夫した商品写真を使った場合、クリックスルー率が40%上がる」とアマゾンは説明している。

 クリックスルー率とは、広告表示回数のうちクリックされた割り合いを示す。

 アマゾンによると、「トースターの場合、スポンサー・ブランド広告において、たとえば、台所カウンターの上やクロワッサンのとなりといった暮らしの場面のなかに配置した画像を使うと売れる確率が大きく上がる」。

 同社が紹介した新機能説明動画では、利用者はまず広告コンソールに移動し、リスト入力の下にあるテキスト・ボックスに少なくとも三つの商品シリアル番号を入力してクリックすると、当該商品を追加した新リストが表示される。利用者は次に、「クリエイティブに移動」ボタンをクリックすると、「画像のカスタマイズ」画面が表示され、「画像の説明」と記された部分に商品背景画像を特定(説明)するプロンプト(テキスト)を300文字まで入力できる。

 同機能は、オープンAIのダーリー3(DALL-E 3)やミッドジャーニー(Midjourney)といった画像生成人工知能と同様に機能する。利用者が説明的なテキスト・プロンプトを入力すると、人工知能がその内容にもとづいて画像を返す。

 さらに、季節感を画像にあたえる「主題で強化」という機能もある。それをクリックすると、利用者は、たとえば写実的なカボチャを背景全体に配置でき、ハロウィーンという主題のもと季節感を演出できる。

 アマゾンの画像生成人工知能は現在、試用版として提供されている。

https://venturebeat.com/ai/amazon-launches-new-ai-product-image-generator/