Friday, May 24, 2024 7:29 AM

三菱電機、アイシンがEV部品開発で合弁会社設立に基本合意

 三菱電機、三菱電機モビリティ(加賀 邦彦社長)とアイシンは、EV部品開発で合弁会社の設立に基本合意したと24日発表した。

 合弁会社は、三菱電機モビリティの持つモーター、電力変換器、制御最適化技術を使い、EVやPHVに搭載する駆動モーター、電力変換器(インバーター等)、制御ソフトウェアの開発・生産・販売を行っていく。稼働開始は1年以内を予定している。

 三菱電機グループは、パワー半導体、インバーターなどのパワーエレクトロニクス技術、モーター技術、制御最適化技術などに強みがある。アイシンはデンソーと合弁で設立したBluE Nexusを通じてE V駆動モジュールの開発、適合、販売を行っており、インテグレーション(車両適合技術・システム統合技術)の技術力とのシナジー効果を最大化する。

 合弁会社は、三菱電機モビリティからの会社分割により電動化事業を担う新会社として設立し、三菱電機グループがマジョリティ株主(三菱電機と三菱電機モビリティによる持分比率:66%)、アイシンが持分比率:34%となる。