Tuesday, September 17, 2024 7:13 AM

VR/ARヘッドセット需要急騰へ〜AIとコスト低下で、IDC予想

 調査会社IDCは16日、AR(拡張現実)およびVR(仮想現実)ヘッドセットの世界出荷台数が2025年に41.4%増加するとの見通しを示した。

 ロイターによると、24年4〜6月期のAR/VRヘッドセット世界出荷台数は、前年同期比28.1%減の110万台だった。24年の通年は670万台、28年には2290万台まで拡大するとIDCは予測している。

 IDCのジテシュ・ウブラニ氏は「今回異なるのは、消費者向け製品の薄型化、軽量化とともにAIが搭載されていることだ」と指摘した。

 メタ(旧フェイスブック)は23年10月、仏エシロールルックスオティカ傘下でサングラスの有名ブランド「レイバン」から共同開発したVRヘッドセット「スマートグラス」を発表した。この7月にはスマートグラスの最新バージョンが予想以上に売れたと発表している。

 ブルームバーグによると、メタはヘッドマウントディスプレイ「Quest 3」の廉価版である「Quest 3S」も発売する見込みだ。