Wednesday, March 12, 2025 7:01 AM

カリフォルニア州、急速EV充電所整備で5500万ドル補助金

 カリフォルニア州エネルギー委員会(CEC)は、州内の企業や公共のアクセスが可能な場所に電気自動車(EV)用の急速充電ステーションを増やすため、最大5500万ドルを投じる。

 グリーンカー・コングレスによると、米最大のEV充電施設導入活動であるカリフォルニアEVインフラ・プロジェクト(CALeVIP)の一部として、CECはEV充電サービス業者やコンビニエンスストア、ガソリンスタンド、大型小売り店、駐車場、ホテルといった場所の代表者から充電所設置の補助金申請を受け付ける。

 州内の公共アクセスが可能な場所であればどこでも申し込めるが、先住民族やインフラ整備の行き届いていない家庭、低所得者の多い地区などが優先される。ただし申請者は、事前に電気設備の設計と必要な許可を当局から取得し、急速充電ステーションが建設できる状態にしておく必要がある。