Tuesday, February 10, 2026 6:35 AM
ウェイモ、豪州でもAV展開へ〜政府当局と協議中
アルファベットの自動運転車(AV)部門ウェイモは、オーストラリアで自動運転技術の展開を計画している。
オートモーティブ・ワールドによると、同社は早ければ2026年中にも豪州でロボタクシー(自動運転タクシー)サービスを開始する可能性があるとの一部報道を受け、豪政府関係者と協議していることを認めた。協議がまとまれば、ウェイモは英国、日本に続く3番目の海外市場に進出することになる。
情報公開請求(FOI)に基づいて公開された文書によると、ウェイモの幹部は25年にインフラ・交通・地域開発・通信・スポーツ・芸術省のマイク・メイキン次官補と会談した。また、ウェイモの国際政策・政府渉外責任者ジョージ・イワノフ氏は、25年10月にキャサリン・キング運輸相に書簡を送り、同社の「2026年オーストラリア計画」を説明するための「機密協議」を要請している。
オーストラリアでは、連邦政府が全国統一のAV安全法整備を進めているが、施行は27年以降と見込まれており、現時点でのAV展開には、州・準州ごとに異なる現行の公道自動運転試験許可制度に従い、規制当局の承認を得る必要がある。早い段階からの参入は、AV関連の制度が確立する前に豪州の自動運転規制の枠組み形成に関与しようというウェイモの意向がうかがえる。
ウェイモは現在、米国ではアリゾナ、カリフォルニア、フロリダ、テキサス、ジョージア各州で、完全無人のSAEレベル4ロボタクシーサービスを運営している。最近は国際展開にも積極的で、25年には東京で右ハンドル車のテストを開始。26年後半にはロンドンで完全無人の商用サービスを開始する計画だ。米国内では6年末までに20を超える市場への参入を目指している。