Friday, September 19, 2025 7:23 AM

ビッグ3向けティア1企業が米工場閉鎖

 ティア1で、金属プレス加工を行うオートキニトン(Autokiniton、ミシガン州ニューボストン)が今年末までにデトロイトのOakland Stamping工場を閉鎖し、100人以上の従業員を解雇する。オートモーティブニュースなどが報じた。

 オートキニトンはGM、フォードなどビッグ3の各社向けに小型・中型のボディープレス部品や溶接組み立て部品を製造している。米国、メキシコ、インド、ブラジルで20以上の工場を運営する大手サプライヤーだ。

 オートキニトンの事業縮小にトランプ関税が影響しているかは不明だが、25年4〜6月期に赤字を計上したフォードは値上げを打ち出し、生産台数を縮小させている模様だ。ステランティスも複数のスタンピング工場で一時的な操業停止と約900人の一時解雇を行った。