Wednesday, January 07, 2026 6:45 AM
ウーバー・リフト・百度、英で自動運転タクシー試験へ
配車大手のウーバー・テクノロジーズとリフトは、中国の百度(バイドゥ)と提携し、英国で2026年に自動運転タクシー(ロボタクシー)の試験運行を開始すると発表した。
ロイターによると、百度の自動運転車両「アポロ・ゴーRT6」が両社の配車プラットフォームに導入される。英国では最近、アルファベット傘下のウェイモが監視員付きのロボタクシー試験運行をロンドンで開始しており、英国はロボタクシーの商業化試験場として存在感を強めそうだ。
ロンドンを本拠とする新興企業ウェイブ・テクノロジーズも、26年にロボタクシーの試験運行を開始する準備を進めている。同社はソフトバンクグループとウーバーが主導する約10億ドルの投資を活用して、ロンドンの複雑な市街地で「地図不要」人工知能(AI)技術の試験を行っている。
この勢いは、百度と中国の文遠知行(ウィーライド)が中東とスイスで事業を拡大する一方、テキサス州オースティン、サンフランシスコ、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ、中国の武漢といった都市がロボタクシー事業の主要拠点となるなど、ロボタクシー事業の世界的な急成長を反映している。
ただ、ロボタクシーは安全性、環境性能、コスト効率の面で大きな利点が見込まれるものの収益性は依然として不透明だ。中国の小馬智行(ポニー・エーアイ)やウィーライドは赤字が続いており、アナリストらは自動運転車両のコストがウーバーやリフトなどの利益を圧迫する恐れを指摘する。
リフトは、25年に配車アプリを手がける独フリーナウを2億ドルで買収したのに続き、英国での試験運行開始で国際的な事業展開の足場を築こうとしている。