Thursday, January 08, 2026 6:14 AM
モービルアイ、ADAS供給先はGMか
インテル傘下の自動運転システム開発大手モービルアイ(Mobileye、イスラエル)はこのほど、同社の「EyeQ6H」チップを使った先進運転支援システム(ADAS)の大口受注を明らかにしたが、供給先はGMの可能性がある。
オートモーティブ・ワールドによると、モービルアイは「米大手自動車メーカー」に、EyeQ6Hベースのシステム「Surround ADAS」を約900万ユニット供給すると発表した。大衆車から高級車まで幅広い車種で高速道路のハンズフリー(手放し)運転機能を提供するため標準装備される予定で、アナリストらは同社の過去の発表内容から供給先はGMだと推測している。
モービルアイは、2025年3月に発表したフォルクスワーゲン(VW)グループからの1000万ユニットの契約と合わせて、将来のシステム出荷数は1900万ユニットを超えると予想している。
Surround ADASは、一部の高速道路で前方注視(アイズオン)によるハンズフリー運転を可能にするシステムで、複数の運転機能と安全機能を単一のチップと電子制御ユニットに統合するよう設計されており、ますます複雑化する車載電子機器の簡素化を目指す自動車メーカーのコスト削減に貢献する。
GMは、モービルアイの技術をいち早く採用した企業の一つで、高級部門キャデラックの「STS」および「DTS」モデルに同社のチップを組み込み、車線逸脱警告や自動緊急ブレーキ機能を提供していた。15年には、自動運転車の開発を加速するため同社との協業強化を発表し、翌16年にはクラウドソースで自動運転向け高精細地図を生成するモービルアイの「ロード・エクスペリエンス・マネジメント」マッピングシステムを自社の車両に統合する契約を結んでいる。