Thursday, January 29, 2026 6:39 AM

トレイトンとプラスAI提携拡大〜自動運転トラック商用化加速で

 フォルクスワーゲン(VW)の商用車部門トレイトン・グループ(Traton Group)と、大型貨物トラック向けに人工知能(AI)ベースの自動運転技術を開発するプラスAI(PlusAI=智加科技、カリフォルニア州)は、米国と欧州の高速道路向け自動運転トラックソリューションの開発および大規模展開を加速させるため、グローバルパートナーシップを拡大した。

 トレイトンのプレスリリースによると、トレイトンは2024年、スカニア、MAN、インターナショナルを含む系列ブランドの高速道路向け自動運転プラットフォームに、プラスAIの自動運転ソフトウェア「スーパードライブ」を採用すると発表。その後両社は、レベル4自動運転トラックの実現に向け、複数の技術的・運用上の中間目標(マイルストーン)を達成してきた。

 今回の提携拡大では、トレイトンがプラスAIに最大2500万ドルの専用研究開発(R&D)資金を提供し、系列ブランドの自動運転トラックに工場段階で「スーパードライブ」を統合する取り組みを加速させる。さらにトレイトンは、プラスAIが計画している株式公開に伴い、プラスAIの取締役会に代表者1人を送り込む。

 またトレイトンは、「スーパードライブ」を搭載した系列ブランド・トラックの商用展開によってプラスAIが得る収益に基づき、初期導入段階の収益マイルストーンに連動した非公開ワラントを受け取る資格を有する。

 両社は引き続き、顧客フリートによる実証試験を進めるとともに、「スーパードライブ」搭載トラックの量産に向けてトレイトンの製造体制を整備し、主要貨物トラック路線における展開計画を連携して進める。

 米国では、商用サービス向けのルートおよび運用設計領域(ODD)を共同で取り決め、欧州の主要市場への展開に向けた基盤整備も行う。