Thursday, July 16, 2026 7:21 AM

BMW、米工場で人型ロボットの導入を拡大

 BMWは、サウスカロライナ州スパータンバーグ工場におけるロジスティクス工程の順序組み作業に、フィギュアAI製の最新人型ロボット「Figure 03」を導入している。

 オートモーティブ・ワールドによると、先行して導入された「Figure 02」による実証の次段階にあたる。Figure 02はボディー工場で3万台以上の「BMW X3」生産支援に活用されたが、Figure 03はワイヤレス充電、手の触覚センサー、手のひら搭載カメラ、音声対音声による会話機能などが追加されている。

 新たな用途では、選別されていない大きなコンテナから部品を取り出し、組立の順序に合わせて台車へ移し替える作業を担当する。こうして準備された部品は、組立作業員へ必要な順番どおりに供給される「ジャスト・イン・シーケンス」方式でラインへ届けられる。自動車生産では一般的な工程で、他工場や他工程でも同様のアプローチを展開する可能性が高い。

 X3および将来の「iX5」が組み立てられる同工場の作業区画「ホール52」では、生産計画に仮想3Dシミュレーション技術が導入されている。カメラを使って映像や音響による品質検査を行う「AIQX」と呼ばれるシステムも導入されており、BMWはサプライヤーへ拡張する方策を検討している。