Thursday, July 16, 2026 7:22 AM

フロイデンベルグ、次世代バッテリーセルキャップ技術を開発

 フロイデンベルグ・シーリング・テクノロジーズは、角形電池および円筒形電池向けの次世代セルキャップ技術「Cell Caps 2」を発表した。

 セルキャップは電池の容積のかなりの部分を占め、内部の化学物質を外部環境から確実に遮断し、電解液を安全かつ確実に注入できるようにする。急速充電への対応、熱暴走時の安全機構の組み込み、さらにセル全体の機械的強度への貢献も求められる。

 オートモーティブ・パワートレイン・テクノロジー・インターナショナルによると、「Cell Caps 2」はゴム成形した端子をセルキャップのベースプレートに一体化している。極柱とキャップベースプレートの隙間に液状エラストマーを注入してセルキャップ内に端子を固定しており、両部品を恒久的に接着して、優れた気密性、機械的強度、電気絶縁性を実現。同時に部品の点数を最小限に抑え、質量も大幅に低減できるため、電池全体の重量を削減する。

 顧客の要求仕様に応じてセルキャップの高さを最大30%低減できるため、セル内部により多くの活物質を搭載でき、エネルギー容量と稼働時間の向上が可能になる。

 セルキャップは、同社が数百万個規模で生産しているバルブステムシールと同じ製造技術を用いて円筒形電池用キャップの量産化が進められている。