Thursday, October 22, 2026 7:19 AM
オーロラ、30年までに無人トラック3万台運行へ
自動運転トラック開発のオーロラ・イノベーションは、30年までに3万台以上の無人トラックを運行し、サービスとしてのドライバー(DaaS)事業で年間数十億ドル規模の売り上げを目指す。26年末までに200台運行するという従来の計画を拡大した。
オートモーティブ・ワールドによると、オーロラは運送サービス(TaaS)からDaaSへの事業拡張を図っており、26年末時点の無人トラック200台はすべてTaaS契約を交わした顧客向けの輸送に割り当てる。
26年は無人トラックの顧客数がほぼ倍増しており、運送大手ヒルシュバッハは27年からDaaS契約の下で500台の無人トラックの保有・運用を計画している。
運送ビジネスの採算性はトラックの走行距離で大きく変わるが、マクレーンやワーナーではオーロラの自動運転トラックが年換算で平均22万5000マイル超を走行しており、これは従来型トラックの2倍以上に相当する。もう一つのカギはコストで、第2世代のハードウェアキットはコストを半分以上削減し、100万マイルの使用に耐える設計となっている。
TaaSからDaaSへの移行は、顧客が単なる輸送能力ではなく車両そのものの保有を求め始めているからでもある。ヒルシュバッハのDaaSで500台を自社保有・運行する計画は、自動運転技術の信頼性が十分に高まり、資本を投入できる段階になれば大手フリート事業者が自律走行車両の自社管理を望むことを示している。
短期的な事業継続性という点では、トラックの台数以上に稼働率の向上が重要だ。 年間平均22万5000マイル以上という走行距離は、オーロラの経済性が単純に無人トラックの台数を増やすことではなく、24時間運行による資産稼働率の向上にかかっていることを示す。
オーロラは車種やメーカーを限定しないハードウェア戦略でリスクを分散している。現在はインターナショナルとボルボの車両に対応し、今後はパッカーのプラットフォームでも展開する予定で、特定のトラックメーカーの生産スケジュールや設計が変わってもリスクヘッジできる。