Thursday, October 15, 2026 7:20 AM
EVの充電料金も上昇〜「スーパーチャージャー」は15%増
ガソリン価格が高騰する中、EVの充電料金も上昇している。インサイドEVsが伝えた。
充電インフラ分析のパレン(Paren)が発表した米国EV急速充電報告書によると、テスラの充電網「スーパーチャージャー」の非会員(他社製EVの所有者など)向け充電料金は、7〜9月期に1キロワット時(kWh)当たり平均0.569ドルと、前年同期比で15%も上昇した。会員向けは0.396ドルで少し割安だが、それでも約9%の上昇だった。
テスラ以外の充電サービス料金は、全国平均が約0.533ドルと5四半期連続ほぼ横ばいとなっているが、テスラの値上げで全体の平均は約2%上昇し、0.540ドルになった。
1年間で15%の上昇というと、60kWhを充電した場合の料金が29.70ドルから34.14ドルに上昇する。EV充電の80%が自宅で行われていることを考慮し、一般的なEVの燃費と年間走行距離に基づいて計算すると、公共の急速充電器での年間平均支出は66ドル増加する計算になる。
テスラは、値上げ分をスーパーチャージャー充電網の拡張などに充てており、同期は1287口の充電ポートを新設した。米国の急速充電サービス業者の中では最多で、新設されたすべての充電ポートに占める割合は31.3%。次いで多かったのはアイオナ(Ionna、378口)で、小売り大手ウォルマート(344口)が続いた。
スーパーチャージャー網は依然としてテスラの大きな強みだが、充電事業に参入する企業が増え競争が激化しているため、充電網の拡張速度と規模がこれまで以上に重要になっている。テスラはこの1年で約5700口もの充電ポートを設置したが、競合はそのほぼ2倍のペースで設備を拡大したため、充電市場におけるテスラのシェアは54.3%から49.3%に低下した。