Monday, December 12, 2016 5:43 PM

津波後の生態系回復判明 宮城の海、京大5年調査

 東日本大震災の津波で失われた海の生態系が、この5年でどのように回復してきているのかが宮城県気仙沼市の周辺海域の調査で分かったと、京都大と首都大学東京のチームが12日付の米オンライン科学誌に発表した。

 大規模な津波後の生態系の変化について明らかにするのが目的で、漁業や沿岸整備に役立つとしている。

 チームは2011年5月〜今年、2カ月に1度、気仙沼市の舞根湾周辺の4地点で魚種、数、大きさを潜水調査した。(共同)