Monday, July 04, 2016 7:34 AM

「悪気はなかった」と擁護 メール問題で米副大統領

 バイデン副大統領は3日放送の公共ラジオ(NPR)のインタビューで、クリントン前国務長官が公務で私用メールを使った問題について「悪気があったとは思わない」と述べ、クリントン氏を擁護する姿勢をみせた。

 私用メール問題を巡りクリントン氏は2日、米連邦捜査局(FBI)の聴取を受けたばかり。米メディアは訴追の可能性は低いとしているが、大統領選で民主党候補指名を確実にしたクリントン氏の選挙戦への影響が注目されている。

 バイデン氏は、クリントン氏を訴追しないよう司法当局に「副大統領として圧力をかけていると批判されるかもしれない」としながらも、オバマ大統領と自身は「捜査の行方に関与していない」と強調した。(共同)