Thursday, December 22, 2016 10:20 AM

ホリデーディナーが台無し?〜台所用品で大量リコール

 台所用家電大手クイジナート(Cuisinart)は、回転する金属部品が破損する恐れがあるとしてフードプロセサー800万台以上のリコール(無償の回収・修理)を実施している。多くの消費者にとって、パーティやご馳走の準備で最も使用頻度が高まる時期に使えないという最悪の状況となっている。

 ニューヨーク・タイムズによると、クイジナートの親会社コンエア(Conair)は「米国とカナダで販売されているプロセサーの金属の回転羽根に固定方法の不具合があり、欠けた薄い金属破片で人がけがをする問題が起きている」と発表。消費者製品安全委員会(CPSC)には、少なくとも69人が「食べ物に金属破片が紛れ込んだ」と報告しており、このうち30人の歯や口の中が傷ついたという。

 家電のリコールでは米国史上トップ3に入る規模で、負傷者の数は今後も増える可能性がある。メーカー側が部品の不具合を公表したのは2016年の12月半ばだが、商品の安全に関する苦情を受け付けるCPSCのサイトには、11年3月の日付で「スープを作るためにフードプロセサーを使っていたら金属の羽根が割れて野菜に紛れ込んだ」という料理人の苦情が掲載されている。また、オンライン小売り大手アマゾンには、問題を警告する購入者からの投稿が12年から掲載されている。

 リコール対象は1996年7月〜15年12月に販売された商品だが、80年代の商品でも同じモデル番号と金属羽根が使われていることがあるという。