Monday, March 20, 2017 11:27 AM

鋼板を現地生産に切り替え〜神戸製鋼

 神戸製鋼所の米国法人、KOBELCOは日本から輸入していた自動車用鋼板を全量現地生産に切り替えた。年間5万トンを輸入していたが、自動車メーカーが現地供給を求めていることに応える。また、トランプ政権の保護主義策で、求められる現地生産比率の高度化にも対応する。

 生産するのは「高級鋼板の冷延ハイテン(高張力鋼板)」。強度が高いうえ加工もしやすくボディフレームなどに使う。薄くても強度があるため自動車の軽量化を可能にする。