Thursday, April 13, 2017 11:12 AM

車両用の後付けHUD発売〜ハドウェイ・ドライブ

 拡張現実(AR)技術開発のハドウェイ(HUDWAY、カリフォルニア州)が、車両用のヘッドアップディスプレイ(HUD)「ハドウェイ・ドライブ(HUDWAY Drive)」を発売した。

 同社プレスリリースによると、ポータブルのHUDは自動車の正面ガラスに設置される透明レンズにライブのカラー画像を映し出すことで、ドライバーの視線上に情報を提供する。ドライバーは運転中に前方から目をそらすことなく情報が得られる。すでに同製品の受注が始まっており、2017年5月には出荷が開始される。

 ハドウェイ・ドライブはスマートフォンと同じ機能を果たすことができ、電話やメッセージ、音楽、ナビゲーションなどの各機能を、正面を見たまま操作できるのが特徴。

 ハドウェイはアフターマーケットの車載用HUDを専門に開発・販売する。ハドウェイ・ドライブは音声と動作、リモコンで操作が可能。走行速度、エンジン回転数、燃料の残量など車に関する即時データも受信できる。通信環境はLTE/4GとWi-Fiに対応し、単独でもスマホ搭載のアプリとの連動でも機能する。さらに、ハドウェイ・ドライブのディスプレイはスマホのディスプレイよりも20倍明るい。

http://www.ihssupplierinsight.com/news/5239262/hudway-unveils-hudway-drive-head-up-display-for-car