Monday, April 17, 2017 10:35 AM

自動車用低摩擦円すいころ軸受を開発〜NSK

 軸受メーカーNSKは、自動車用トランスミッション用低摩擦円すいころ軸受を開発したと発表した。

 NSKは、2022年に新型円錐ころ軸受を販売開始し、年商20億円を目指す。通常の円すいころ軸受に比べ、摩擦を60%まで低減し、トランスミッション効率、車両の燃費向上を達成する。

 伝動軸を支持する転がり軸受には、通常、円すいころ軸受が用いられている。NSKは、ローラーヘッドと大きなリブの表面粗さを改善して摩擦を低減した。

 NSKの2016年4月〜12月の自動車事業セグメントの売上高は、前年度比3%減の5134億円。