Wednesday, May 31, 2017 10:25 AM

5月の消費者信頼感、117.9に低下

 調査会社カンファレンス・ボード(CB)が30日発表した5月の消費者信頼感指数(1985年=100)は117.9となり、前月改定値の119.4から1.5ポイント低下した。

 CBウェブサイトによると、現況指数は140.7と前月改定値から0.4ポイント上昇、期待指数は102.6と2.8ポイント低下した。

 同社のリン・フランコ調査部長は「5月の消費者信頼感は緩やかに低下した4月に続いてわずかに低下したが、消費者の現況評価は堅調で、全体の経済状況にほとんど変わりはないようだ。将来の見通しは4月よりやや強さに欠けるが、全体としては楽観的で、米経済は夏にかけて拡大が続くと見ている」と述べた。

 現況の内訳は「景気が良い」が29.4(前月は30.8)に低下した。「景気が悪い」は13.7で前月と同じ。雇用に関しては「求職が多い」が29.9(同30.3)に低下し、「求職が困難」も18.2(同19.4)に低下した。