Tuesday, June 06, 2017 11:00 AM

1Q生産性改定値、横ばい〜単位労働コストは2.2%上昇

 労働省が5日発表した2017年1〜3月期の非農業部門の労働生産性改定値(季節調整済み)は年率換算で前期比横ばいだった。前年同期比では1.2%上昇だった。

 同省ウェブサイトによると、賃金の指標である単位労働コストは前期比2.2%上昇。前年同期比では1.1%の上昇した。

 労働生産性の内訳は、前期比で生産高が1.7%、労働時間は1.7%それぞれ増えた。前年同期比では生産が2.5%増、労働時間は1.3%増だった。

 時間当たりの労働報酬は名目ベースで前期比2.2%増加。前年同期比は2.3%増えた。物価動向を考慮した実質ベースでは前期比0.9%減少。前年同期比は0.3%減少だった。

 製造業の生産性は前期比0.5%上昇。生産高が2.6%増加、労働時間は2.1%増だった。前年同期比の生産性は0.3%上昇。生産高が0.9%増、労働時間は0.6%増だった。