Thursday, July 23, 2026 7:26 AM

車のタッチスクリーンに不満〜消費者、メーカーは見直しへ

 車内ディスプレイの大型化が進んでいるが、消費者は車のあらゆる機能をタッチスクリーンの画面操作に集約するデザインに不満を抱いている。自動車メーカーは方針の見直しを迫られ、インフォテインメントのアプリ開発業者も影響を受けている。

◇見た目よりも機能

 オートモーティブ・ニュースによると、ボタンやスイッチでなく画面上のアイコンで車の機能を操作する方式に消費者が強い抵抗を感じることは、すでに2022年のデータで明らかになっている。このため、VWグループの新ブランドであるスカウト・モーターは、オフロード向け車両で「形」よりも「機能」を重視する方針を検討している。

 スカウトは、ドライバーがディスプレイを見てから前方に視線を戻す際、約3秒間の認知的負荷が発生し、前の作業の意識が残ることを問題視しており「スマホのアプリは注意を引くことが目的だが、車載アプリはドライバーの注意を奪ってはならない」と考えている。