Friday, June 17, 2016 10:38 AM

トランプ氏ホテル業苦戦? 過激な発言影響か

 大統領選で共和党の指名が確定した米屈指の「不動産王」トランプ氏が所有するホテルの予約シェアが低下。米旅行予約サイトの調査でこんな結果が出た。トランプ氏の過激な発言に反発する市民は多く、本業が苦戦しているようだ。

 予約サイト「ヒップモンク」はニューヨークやラスベガス、トロントなど米国とカナダの計6都市にあるトランプ氏のホテルについて、同社サイトを通じた予約状況を調べた。予約全体に占める今年1〜3月期のシェアは0.7%で、前年同期の1.7%から大きく落ち込んだ。

 ヒップモンクは、サイト利用者に多い都市部の若者たちの行動を反映していると分析。米データ調査会社のプライセノミクスは、大統領選に当たって利用客が必ずしもトランプ氏を支持しているわけではないようだと指摘した。(共同)