Thursday, March 01, 2018 11:06 AM
NXP、次世代EVの開発基盤を発表
オランダの自動車用半導体大手NXPセミコンダクターズは、自動車メーカーやサプライヤーが「NXP S32プロセシングプラットフォーム」を使って次世代ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)の早期開発を可能にする自動車電動化開発プラットフォーム「GreenBox(グリーンボックス)」を発表した。
同社によると、グリーンボックスは、次世代HVやEVにとって極めて重要な新しい制御アルゴリズムとエネルギー・マネジメント・タスクの設計やテストのための高性能プロセシング・プラットフォームを提供する。
NXPはグリーンボックスを含む自動車、工業、IoT(モノのインターネット)分野向けソリューションを、ドイツのニュルンベルクで開催されるエンベデッド・ワールド2018(2月27日〜3月1日)に出展する。
グリーンボックスは2種類が用意されており、1つは完全EVの開発向けでモーターの制御やバッテリー管理機能をサポートする。もう1つはHV開発向けで、EVと従来のエンジン制御機能の両方をサポートする。
グリーンボックスは、トラクション・モーター、モーター制御ユニット、バッテリー管理システム、ハイブリッド/車両制御ユニット、統合DC/DCコンバータなどを含むハイブリッド/EV/内燃エンジン向けに開発されている。
【http://supplierinsight.ihsmarkit.com/news/5244008/nxp-develops-greenbox-ev-development-platform】