Monday, May 07, 2018 9:46 AM
フォードのF-150ディーゼル版、燃費30mpgを達成
フォード(ハウ・タイタン上級副社長 製品開発・購買担当)は5月に発売する「F-150」のディーゼルエンジン版(後輪駆動)が、フルサイズのピックアップでは初めてハイウェイ走行の燃費30マイル/ガロン(mpg)を達成したと発表した。環境保護局(EPA)の評価に基づく。
オートモーティブ・ニュースによると、同モデルの一般道走行燃費は22mpg、総合燃費は25 mpg。また、より人気が高いと見込まれるF-150ディーゼル版の全輪駆動モデルは、一般道路が20mpg、高速道路が25mpg、総合22mpgとなる。
F-150のディーゼル版が出るまで小型トラックでは唯一のディーゼル・モデルだったFCA USの18年型「ラム1500ディーゼル」は、EPA評価でハイウェイ燃費が27mpg。
F-150ディーゼルに搭載される3000ccの「パワーストローク」エンジンは、250馬力、トルクは440ポンド・フィートとラム1500ディーゼルを上回る。最大積載量は、フリート向けの「XL」および「XLT」で2020ポンド、個人向けで1940ポンド。最大けん引力は1万1400ポンド。
エンジンと組み合わされる変速装置は、17年型F-150から採用された10速トランスミッション。
フォードは、F-150ディーゼルの個人向け販売構成比を約5%と予想している。価格はガソリン版F-150よりも2400〜4000ドル高くなる。
ミッドサイズ・ピックアップではGMの「シボレー・コロラド」ディーゼルが、燃費30mpgを達成している。